新NISAについて2024年から開始するという嬉しいニュースも流れ世間で今一度NISAについて(投資)についての熱が高まっています。
新NISAが始まる一方で今までのNISA、積立NISA、ジュニアNISAは2023年末までとなります。
ジュニアNISAは終了してしまう制度ですが、新NISAと枠は別でそのまま確保されて非課税運用が可能と発表がありました!
我が家では2023年末までジュニアNISAはそのまま実行していきます。教育資金としての位置付けです。
今回開設手続きを開始して取引ができるようになるまでに2週間以上かかりました。目安としていただければ幸いです。
前回までで楽天証券を使用してのジュニアNISAの開設をおこなってきました。以下参照
今回は実際に取引を行い、商品(投資信託)を購入していく流れを画像つきで解説していきます。
それでは行ってみましょう。
今後のジュニアNISA
2023年末まででジュニアNISAは新規取引が終了します。2024年からは新NISAがスタートします。
ジュニアNISAで運用している商品は今後どのようになるのでしょうか?
金融庁のHPや発表を確認したところ以下のように説明されていました。
非課税期間は5年間/制度終了後も18歳になるまでは非課税で保有可能
金融庁
- 非課税期間が5年間である点は、一般NISAと同様です。
- ジュニアNISA口座の投資可能期間は、2023年で終了します。ただし、2023年の制度終了時点で18歳になっていない方については、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。継続管理勘定では18歳になるまで(1月1日時点で18歳である年の前年12月31日まで) 、金融商品を非課税で保有し続けることができます。なお、ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。
- 継続管理勘定では売却は可能ですが、新規の買付を行うことはできません。
要約すると以下の通りです。
- 2024年以降は新規の購入ができなくなる
- 非課税期間5年間はそのままジュニアNISA口座で運用できる
- 上記期間後は対象の子供が18歳になるまでは移管することで継続して運用できる
移管(ロールオーバー)は忘れずに! - 好きなタイミングで運用している商品は売却ができる
払い出しをする際は、全額払い出しして口座を閉鎖することが条件
長期運用を目的としている我が家では今後も運用を続けることができるとのことなので、長男で実施していたジュニアNISAを次男でも実行していきます。
ジュニアNISA取引できるまでの手順(おさらい)
まずは取引できるようになるまでの流れをおさらいとして確認していきましょう。
- 住民票、マイナンバーの取得
- 子供のメールアドレスの取得
→今回はgmail - 証券口座の開設
→今回は楽天証券 - 開設後の手続き
- 実際に取引(投資信託等の購入)
取引ができるようになるまでに上記のようになっています。
ジュニアNISAを取引するためには上記の順に進んでいくことで以下の口座の開設が完了して取引ができるようになります。
- 証券口座(未成年口座)の開設
- ジュニアNISA口座の開設
証券口座がわから、その時々にメールで書類を受け付けた・開設完了したとの連絡がきます。実際にどのようなメールが来ればいいのかをみていきましょう。
ちなみに先にも書きましたが、今回開設手続きを開始して取引ができるようになるまでに2週間以上かかりました。目安としていただければ幸いです。
未成年口座
まずは以下のようなメールが届きます。これで無事に未成年口座開設に関する書類を送信できていることになります。
無事に書類に問題がなければ以下のメールように「未成年口座の開設が完了しました」メールが届きます。これで未成年口座の開設は無事に完了です。次はジュニアNISAです。
ジュニアNISA口座
未成年口座について無事に完了することで続いてジュニアNISA口座に移ります。
まずは未成年口座の時と同じような以下のメールで無事に書類が届いていることが確認取れます。
書類の提出が完了して無事に開設ができると以下のようなメールが届きます。ジュニアNISA口座の開設の方が時間がかかりますね。10日ほど経ってから連絡が来ました。
取引の手順
未成年口座・ジュニアNISA口座の開設が無事に完了し、入金作業を行いましたらこれで晴れて取引(投資信託等の購入)ができます。
まずは取引の手順のまとめです。
- 証券口座(未成年口座)への入金 (前回までで完了)
- 未成年口座からジュニアNISA口座への入金
- 購入する商品の選定
今回は投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 - 選定した商品の購入
取引についても画像を交えてみていきましょう。
未成年口座からジュニアNISA口座への入金
未成年口座への入金は以前の記事で書きましたが、親の銀行口座から入金します。
未成年口座に入金されただけでは取引をすることができません。これをジュニアNISA口座に入金(移す)する必要があります。
未成年口座に入金が済んでいると以下の画像のように表示されます。今回は一年の取引MAX金額80万円を入金しています。これを赤丸で囲っている「ジュニアNISA」をクリックしてジュニアNISA口座に入金(移す)をします。
ジュニアNISA口座は以下のような画面になります。赤わくで囲った「未成年口座の預り金を移す」ボタンをクリック
以下のような注意書きが出るので確認後閉じてください。
赤くハイライトされている箇所に未成年口座から入金する額を入力します。今回は未成年口座に入れている80万円を移しますので「800,000」と入力します。その後オレンジハイライトの「確認」ボタンをクリック。
以下のように確認されるので赤ハイライトのチェック項目にチェックしていオレンジハイライトの「振替」ボタンをクリック。
以下のような画面が出れば無事に入金(移し)が完了しました。
購入する商品の選定
これに関しては自分の投資スタイル及び、好みになってきます。上の子の枠では以下の商品を購入しています。
今回の次男枠では「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」今年枠では一本としました。
長期運用目的なので国債や不動産といったところには投資必要ないかなと言うように考えが長男の時と変化したためです。
選定した商品の購入
購入する商品を楽天証券で検索して表示させます。今回は投資信託の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」なので以下の画面になります。値段は購入時のものになります。
本当は分散投資で毎月購入したいところですが、購入時が12月のため赤枠で囲った「スポット購入」でいきます。
以下のように赤ハイライトされている箇所に購入する金額を入力します。
ジュニアNISAでの投資&長期を検討しているので分配金については「再投資型」としました。
また、ジュニアNISA枠での購入になるので「NISA(非課税)」であることも確認。「目論見書」を確認してチェックします。
下にスクロールして費用についての確認項目が出るので確認していきます。問題なければオレンジハイライトの「確認」ボタンをクリック
「スポット購入 注文確認」の画面が出るので今一度分配金コース、口座区分、買付金額等を確認します。黄色ハイライトにある「取引暗証番号」を入力して、オレンジハイライトの「注文」ボタンをクリックします。
これで取引が完了です。お疲れ様です。
まとめ
今回は実際に商品の購入までの流れの解説を行いました。今一度流れの確認をしていきましょう。
- 住民票、マイナンバーの取得
- 子供のメールアドレスの取得
→今回はgmail - 証券口座の開設
→今回は楽天証券 - 開設後の手続き
- 証券口座(未成年口座)への入金
- 未成年口座からジュニアNISA口座への入金
- 購入する商品の選定
→今回は投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 - 選定した商品の購入
待ち時間も合わせると大体半月程かかる作業でした。お疲れ様です。
今年は12月に口座開設と言うこともあり、スポット購入という選択肢しかありませんでしたが、本当は一年を通して月毎に購入したかったです。来年は月毎に購入に設定を変更していきます。
今後について我が家では2023年分の投資を行ったら、ジュニアNISAについてはロールオーバーする以外は、必要になるまで放置となります。今後はロールオーバーのやり方についても解説したり、教育資金の確保に向けたほかの投資についても紹介していきます。
それでは失礼します。